お金を持つと人は優しくなる。でもその裏にあるものは……

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人は、余裕があると優しくなれる。これは本当ですね。

こんにちは、みっしーです。2024年からサイドFIREしています。今日は、お金を持つと人は優しくなれるという、極めてゲンキンなお話です。

目次

ここ最近の自分は、優しいと思う

私ごとですが、ここ最近の自分はとても周りに対して優しいと思います。

たとえばこんな感じ。

  • 知り合いのおばあちゃんがスマホを買うのに付き添ってあげた
  • 息子に腹がたつことを言われても、いつも通りご飯を作ってあげた
  • ベランダの植木に水をやるとき、「元気に育つんだよ」と声をかけた
  • 飲み会で延々と愚痴を聞かされても、口を挟まず聞いてあげた

自分でもびっくりするぐらいいい人です。

それもこれも、いやらしい話、お金ができたからだと思います。余裕があるから、優しくできる。

人間、本当にゲンキンだなぁと実感します。

亡くなった母がスマホやPCを買うときには、「こっちは忙しいんだからね!」と、ケチケチ、ブーブー言ってたくせに。我ながら呆れます。お母さん、ごめん。

恒産なくして恒心なし

たしか、孟子の言葉で「経済的に余裕がなければ、精神的に安定しないよ」という意味だったと思いますが、私は

恒産なくして厚情なし

でもあると思います。

経済的な余裕って大事。余裕がある状態というのは、自分にも周囲にも幸せなことなんだと、しみじみ思う今日この頃です。

でも、ここへきて単に余裕があるから優しくできる、というわけでもないなと気づきました。なぜなら、人に優しくしようとしているとき、私にはある思惑があることに気づいてしまったからです。

神様へのアピール

今回、幸運にも自宅が高く売れたおかげで、そのお金を元にサイドFIREしたわけですが、どういうわけか、その後も信じられないぐらいギャラのいい仕事が舞い込んできたり、競馬が当たったり、忘れていた補助金が入ってきたり(それはもともとですけど)と、お金まわりの運が絶好調です。

人生を振り返っても、こんなにリッチだったことはないので、この後に大きなトラブルがこないか心配してます。

以前、ゲッターズ飯田さんの本を読んでいたとき、「人間の運には周期がある。運がいいときは周りに分け与えなさい。そうすれば、運が悪い時期も深刻なダメージを受けずに過ごせる」というような意味の文を読み、なるほどと思いました。

それがどこか意識の奥底にあって、人に優しくしているのだと思います。

要は「保身」です。ちょっと誰かのためになることをして、自分と自分の運を守りたい、というエゴです。

シンプルに言えば、神様に、私、調子に乗ってませんよ、というアピール。最低ですね汗。
すると、

「お前、そんなこと言って、身銭は切ってないやないか」

と、神様のお声が。

はあ。たしかに。ごもっともでございます。わかりました。寄付も増やしましょう。

今までも「国境なき医師団」に月1500円寄付していたのですが、5000円に増やそうと思います。

私は大病をしたことがあり、病気のこわさ、心細さは身に沁みています。この平和な日本で、世界トップクラスの治療を受けられるというのに、「こわいよう、やだよう、なんで私なんだよう」と世を恨み、みっともなく逃げ回っていました。

もしこれが紛争下の国だったら。もし、病院が機能していないような場所だったら。そこで治療を待つ人の気持ちを考えると、いたたまれなくなり、国境なき……に寄付しているのでした。

「そんなにいうなら、ドーンと100万ぐらい寄付せんかい」

と、またどこからともなく声が聞こえてきそうですが……

どうか、とりあえず月5000円でご勘弁いただけますよう。

この記事を書いた人

2024年からゆるFIRE生活に入った50代。フリーランスで適度に働きつつ、人生のロングバケーションを健やかに楽しむのが目標です。

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