箱根本箱に行ってきた②

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こんにちは。みっしーです。前回の続き、箱根本箱への旅行記その2です。

今回は素敵なご飯を中心にご紹介します。ご飯はみんなユニークで、ぜんぜん予想してない方向から、嬉しいパンチがきた感じです。

石のカウンターがかっこいいレストラン

夜になると、さらに館内の雰囲気が大人っぽくなりました・・・

夕食は17:30からの回にしたので、レストランへと向かいます。

レストランはカウンターと、奥にテーブル席が何席かありました。カウンターは石、椅子はレザーと大人です。

みっしー

かっちょいいーー!!

おひとりさまや、カップルはカウンター席になるようでした。

といっても、町の居酒屋のカウンター席とは違い、隣の人とは席を少し空けてくれるので、ひとり時間を堪能でき、ゆったりお食事を味わえます。

目次

面白すぎるメニューにワクワク♪

おしぼりがきれいにたためてなくてアレですが笑、メニューがおもしろいんですよー。

食前の野菜のおだしのスープは「祝杯」、鹿肉をつかったおつまみのようなあえもの?は「エナジードリンク」とか。

他にも、

・金天麩羅
・醤油の前任
・天才イノベーター
・千両の落とし所
・文明開花の味
・スパイス事情
・天下の険

などなど、一見、なにが出てくるのかまったく想像がつかないネーミングで楽しい。説明も「日本酒 梅」とか端的で、ぜんぜんどんなメニューかわからないんです(笑)

みっしー

ワクワクがとまらない!!

ただおいしいだけじゃない。ユニークな料理の数々に感動!

とりあえずお飲み物をば。飲み物のメニューは普通の名前でした(笑)

ワインも、泡もグラスでいただけます。最近、ダイエットでお酒を飲まないようにしているのですが、これはしょうがないでしょう(笑)。白を1杯だけいただきました。とても素敵なグラスで、またテンションが上がります!

これが先ほどちらっとご紹介した「エナジードリンク」。極限まで臭みをとった鹿肉のサラダ?的なもので、箸休めにもどうぞというご案内があったので、横にキープして、次のお料理を待つ間にちょこちょこいただきました。

お品書きは「?」でしたが、シェフが一皿ずつ、マイクで説明してくれます。これがまた面白い演出でした。

食材はすべて地元や東海道にちなんだものが使われており、江戸時代の調理方法などが生かされていたりと、どれも斬新。普通においしいだけじゃないところが、すごくいい。

何品目かに出てきた一皿。この海苔、手作りなんですって! 生海苔をお米と一緒に揚げたって言ってたかな?

全部で10品か、11品出てきましたが、これは特に食感も味も香りもすばらしく、最高でした・・・。

海苔の香りがとてもよくて。生海苔、手に入ったら揚げ物に使ってみようと思いました。

下にあるのはやはり手作りの揚げニョッキ。これがまた、カリカリでおいしいのです!

写真にないですが、生海苔のスープも一緒にきて、最後はこのスープをかけるとまたおいしいよ〜というアナウンスがあったので、やってみたら、ほんとおいしかった! 

揚げニョッキがおこげみたいな感じに。

みっしー

もう、脳がウハハハ!状態でした(笑)

こちらは、お魚の一皿。金目鯛です。皮がカリカリ、パリパリに揚げてあって、見た目も綺麗でおいしい!

どうやってあんな皮にするんやろ・・・? 油をせっせとかけるんかな??

ちなみにお魚は、前菜でもハナダイの金麩羅(江戸時代は金ぷらと銀ぷらがあったそうです)が出てきたので、2皿と豪華!

お肉の1皿目。うすーく切ったマッシュルームが添えられています。お肉もやわらかく、出汁ベースのソースが優しいお味! 和食って感じです。

みっしー

お肉も2皿目がきましたーーー!

これはすき焼き風のローストビーフ?とでもいいましょうか、手前の黄色いのが卵を使ったやわらかいクリームで、したのタレは割下風味。玉ねぎを添えていただくと、「おお! ネオすき焼き!!」という感じ(笑)

ここまででだいぶ満足だったけど、さらにダメ押しされました。

シメはなんと、コショウがきいたご飯。出汁のきいた炊き込みご飯に、キリッとこしょうが、うんまい!

これも、江戸時代にあった調理法を参考にしたらしいです。ごま油もちょっと入っていたんだったかな・・・お米が艶々でおいしかった! 器も素敵!!

デザートのアイス! 下に敷いてあるのは、なんと、杉の香りをつけたチョコみたいなもの(カカオっぽかったけど、なんだったか忘れてしまった・・・)と川根茶を使ったゼリーみたいなもの。

みっしー

杉味ってなに!??

って思ったけど、これが意外にもおいしくて。バクバクいけちゃうの。おかわりしたかったぐらい。さっぱりしてアイスにもぴったりでした。

飲み物は、コーヒーと紅茶と日本茶(川根茶)が選べたので、日本茶にしました。お茶しゅき。

最後のデザート。お品書きには、赤ちゃん番茶(ネーミングは茶壺街道)、浜納豆(同じく江戸時代のスーパーフード)とあったので、どんなのだろう?? と思っていたら、番茶を使ったフィナンシェと、浜納豆入りのクッキーでした! 斬新ーーー!

この器もまたかっこよーい!

おいしすぎて、写真を撮り忘れたものもいっぱいあったけど、とにかく最後まで全部、予想の斜め上をいくものばかり。メニューは季節で大きく変わるそうなんで、これは再訪しなくては! と思いました。

大満足の夕食後はまたお風呂に入ったり、本を読んだりしてまったり。

ほんと、くつろぐのに最高で、どこもいきたくなくなる宿です笑。

寝る前にもう一度大浴場とお部屋の露天風呂であったまり(どんだけ入るのか・・・)、この日は就寝!

朝ごはんも楽しい♪

翌日の朝ごはん! 時間は、7時半でお願いしました。

こちらは、健康意識が高く、実際に長寿だった徳川家康が食べていたといわれる食事にちなんでいる御前。

キャベツの入った茶碗蒸しや桜エビの冷奴もおいしかったけど、なんといっても右上の牛肉の時雨煮が絶品!!

牛の頬肉かな・・・? よく「赤ワイン煮」で見るような、ほろほろと崩れる牛肉で、甘くなく、脂っこくなく、もういくらでもご飯が食べられそうでした!! 

みっしー

これは、絶対つくれないなぁ

レタスもザクっと細長く切ってあるのが、さりげなくおしゃれ。お箸で食べやすいのもよかった。丸皿でのおさまりもいいし、帰ってからレタスを出すときは、もっぱらこの形にしてます(笑)

朝ごはんのデザート。お皿がみんな、いいんですよねぇ。ロールケーキは黒蜜きな粉。クッキーはほうじ茶で、すごくおいしかった。

あ! 写真に撮り忘れましたが、朝ごはんで地元のジャージー牛乳や、手作りのにんじん、りんごジュースもいただけます。

朝食後は11時のチェックアウトまで、まったり

朝食の後、レストラン横のテラスで人参ジュースを飲みながらちょっと読書。気持ちいい・・・

この日は曇りで日焼けも気にならず、涼しくて、テラスで過ごすにはちょうどよかったです。

とにかく、お食事は大満足!

本がゆっくり読めたらそれで十分、ぐらいに思っていましたが、まさかのカウンターパンチで、夜も朝も衝撃のエンタメナイスご飯でした。

この人手不足のなか、レストランのスタッフも人数が多くて、サービスを待たされることもなく、みんなにこやかで感じよかった!

温泉ももちろんよかったけど、ご飯のためだけに、また泊まってもいいなと思えるぐらい、おいしかったのでした。

つづく!

この記事を書いた人

2024年からゆるFIRE生活に入った50代。フリーランスで適度に働きつつ、人生のロングバケーションを健やかに楽しむのが目標です。

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